早いものでもう12月です。冬になると、美味しい魚も増えてきます。

魚へんに冬と書いて、『このしろ』と読みます。

『鮗』と言う魚は、出世魚で4~5㎝は『シンコ』、7~10㎝は『コハダ』、成魚になったものが『鮗』になります。

『鮗』は、「この城」と同音で「食う」や「焼く」は縁起が悪く、武士は食べてはならぬ。とお上から禁止されていました。

江戸の後期になり、町民が『コハダ』と呼んでいる事を知り、成魚でも『コハダ』と呼んで食べるようになったそうです。

因みに、出世魚なのに小さい方が価値が高く、大きくなった方が単価(価値)が下がってしまいます。

巣庵 平田 浩二