レトロでクラシカルなものが大好きな私は「レロトブーム」の到来に心躍らせ、風情のある喫茶店、

流行曲、ファッション、カルチャー、どこか夢見心地なその世界観に、胸を熱くしておりました。

どの時代も知れば知るほど発見があり、「ノスタルジーに浸る」ということを身をもって体感したのです。

懐かしくて新鮮、大胆でいて繊細。

北海道は食べ物のイメージが強いですが、ノスタルジーを味わうなら

「小樽ステンドグラス美術館」がオススメです。

硝子が織りなす美しさと圧倒的な光に包み込まれ、当時の職人さんの技術、

色彩にとても心を揺さぶられる素敵な空間です。

何かと困難な日々が続いておりますが、安らぎや癒しの時間が

1日でも早く皆様の元へ届きますようにと願うばかりです。

季節の変わり目、どうかご自愛下さい。

巣庵 小只 麻里絵